“闘う人”のためのプロレスデザインラボの挑戦
- 辰也 植松
- 4月25日
- 読了時間: 3分
みなさんこんにちは、そして、はじめまして。
グラフィックデザイナーのウエマツと申します。

私はこれまで、プロレスマスク、衣装、コスチューム、キャラクターデザイン、映像、グッズなどを手がけてきました。
選手一人ひとりの「闘う理由」を視覚化し、“リングの外”でも魅力が伝わるデザインを日々追求しています。
同時に、子どもたちに職業の魅力を伝える絵本プロジェクトにも取り組んでいます。
これまでに3,000冊以上を全国の保育園・小学校に寄贈し、ベトナムでも展開を開始しました。


どちらの活動にも共通するのは、伝えたいことを明確にし、それを大袈裟なくらいの表現で伝えていくということです。
そこにはたくさんの方たちの「言葉にならない思いを、見えるカタチにする」という想いと使命感を持って活動をしています。
このたび、そんな私の活動を集約する新しいサービスとして、**『プロレスデザインラボ』**を立ち上げました。

そもそも、小さい頃からプロレスが大好きでした。
そんな私がプロレスに惹かれたのは、強さや派手な演出だけでなく、その中にある“雑さ”や“ダサさ”にこそ、深く心を掴まれていました。
大きくて荒々しいデザインのTシャツ。
入場時の過剰な演出、技名のクセの強さ。
技を受けた時のオーバーリアクション。
どれもが一見、洗練されていない。
でもだからこそ、唯一無二の個性がある。
どこか泥臭くて、まっすぐで、振り切っていて。
プロレスという舞台の上だからこそ成立する、ある種の“許されたダサさ”。
私はその“盛りすぎ”な感じに愛しさを感じてきました。
派手なだけじゃ伝わらない。
スタイリッシュなだけでも、心には残らない。
「らしさ」をちゃんと残しながら、より面白く、より深く届く表現に進化させたい。
その思いが、プロレスをデザインで盛り上げたいという原動力になっています。
このラボでは、“プロレスのダサかっこよさ”をリスペクトしながら、今の時代だからこそできる新しい表現を追求していきたいと考えています。
私はこれまで、元新日本プロレス所属のBUSHI選手のマスクデザインをはじめ、多くのマスクやコスチューム、キャラクターデザインを行ってきました。


ttps://x.com/taigaPhoto_pw/status/1860354027323818151
プロレスラーも、職人も、クリエイターも、子どもも――
私たちは皆、それぞれのフィールドで“見えない闘い”を続けています。
リングの上で勝負する人。SNSで存在を届けようと奮闘する人。
誰かの期待に応えようと、不器用ながらも前に進む人。
その姿はどれも、真剣で、かっこよくて、少しだけ不安定です。
だからこそ私は、そんな“闘う人”たちの背中を、デザインの力で支えたいと思っています。
あなたの「想い」や「物語」を、世界にちゃんと伝えるための、もうひとつの武器として。
プロレスのマスクや衣装、キャラクター、動画、グッズ。見えるカタチで“らしさ”を魅せることで、次のステージへの扉が開くと信じています。
もし今、「もっと自分を魅せたい」「伝えたい想いがある」と感じているなら、プロレスラーじゃなくても、企業の方でも、教育に関わる方でも、どうか一度声をかけてください。
あなたの“闘い”を、デザインの力で支える準備は、もうできています。
一緒に、まだ見ぬ物語をかたちにしていきましょう。
ウエマツ。
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